統計学について興味を持ち、勉強されている方向けの記事になります。
「代表値」が理解できない方へ。
この記事では、「代表値」を分かりやすい図によって解説していますので、必ず理解できるでしょう!
著者が、大学で数学を専攻している経験から、誰にでも分かりやすい解説をしていきます。
目次
「代表値」とは?
「代表値」の定義
代表値の定義は以下の通りです。
定義1.代表値
データの分布状況をとらえるための統計量の総称。
もう少し具体的に言うと、代表値と言うのは、平均値や中央値などの値のことをまとめて示す言葉です。
「代表値」を具体例でチェック
例えば、代表値にはどのようなものがあるのでしょうか。具体例を見ていきましょう。
代表値と呼ばれるのは、以下の3つがほどんどです。
代表値一覧
- 平均値
- 中央値
- 最頻値
一番わかりやすく、有名なのは平均値です。
平均値に関してはこちらの記事で詳しくまとめているので、わからない方はチェックしましょう。
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次の例は、中央値です。
中央値に関してはこちらの記事で詳しくまとめているので、わからない方は今のうちにチェックしましょう。
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三つ目の具体例は、最頻値です。
最頻値に関してはこちらの記事で詳しくまとめています。
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基本的にこれまで挙げてきた3つの値を代表値とまとめて言うケースが多いので、そのように覚えておけば、間違いないでしょう。
「代表値」の詳しい解説
代表値は計算的代表値と位置的代表値に分けて考えることもあります。
計算的代表値というのは、計算によって求めることができる代表値のことを指します。
例としては、算術平均や幾何平均などが挙げられます。
それに対して、位置的代表値というのは、位置によって定義される代表値のことを指します。
例としては、中央値や最頻値などが挙げられます。
ワンポイントアドバイス
実際に、統計学的にデータの集まりを解析しようとするとき、代表値だけではそれらのデータを捉えることはできないことが多いです。そこで考えるべき重要な概念はデータのばらつきです。
分散などといった統計値と組み合わせて代表値を利用することがデータ分析においては重要になります。
「代表値」について【まとめ】
「代表値」の押さえるべきポイント
代表値と言われるのは基本的に3つあり、平均値、中央値、最頻値である!
「代表値」について理解ができましたでしょうか?
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