アプリ開発

スマホアプリ開発に使用する言語の種類【完全版】

 

 

スマホアプリの開発で使われているプログラミング言語が何かを知りたいという方へ。

アプリ開発を始めたいと思っているが、どの言語を勉強すればいいのか分からないと、考えていませんか?

 

本記事では以下の内容を解説します。

目次

  1. アプリ開発に使用する言語の種類
  2. アプリ開発を始めるには
  3. サーバーサイドに必要な言語の種類

 

私自身、アプリ開発をしたことがある経験から、アプリ開発に使われている言語を分かりやすく解説します。

 

アプリ開発に使用する言語の種類

OSによって使われている言語とツールが違う

スマートフォンは、iOSとAndroidの2つのOSがあります。それぞれのOSで動かせる言語が違うことから、アプリ開発をする上でも、注意しなければなりません。

 

iOSの場合

Swift

Swiftは新しく、2014年にObjective-Cの後継的な立ち位置で誕生した言語です。今後iOSのアプリ開発をしたい場合はこの言語を学習されることをお勧めします。

Apple社によって、定期的にアップデートをされていて、どんどん進歩している言語ですので、これから影響力を増していくことは間違いないでしょう。ですが、Mac OSを持っていないとアプリ開発できない点に注意です。

 

Swiftを学びたい方はこちら、「オンラインブートキャンプ iPhoneアプリコース」のプログラミングコースで学ぶことをおすすめします!

 

また、Swiftについて、こちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方は是非!

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Objective-C

Objective-Cは、C言語をもとに作られた言語です。アプリ開発においては、2014年にSwiftが登場する前までは、Objective-Cが使われていました。現在でも、昔からあるアプリはObjective-Cで開発されているものが多いです。

しかし、今後を見据えていくと、新しくアプリ開発をするのであれば、Objective-CよりもSwiftを学習した方が良いです。

 

Androidの場合

Kotlin

ジェットブレインズ社が2011年に開発した言語で2017年にGoogleから公式でAndroidアプリ開発をする言語として追加されています。

例として、Slack、Evernote、UberのアプリはKotlinで開発されています。

Kotlinは、Javaと互換性を持っている点もアプリ開発をする上でも優位に働きます。今後Androidアプリ開発を始めるのであれば、Kotlinを始めるとことをおすすめします。

 

Java

Javaは、世界的に見てもかなり有名な言語で利用数はトップです。Androidアプリ開発においても、多くの場合で、Javaが利用されます。

Java自体、汎用性がかなり高く、Androidアプリ開発だけでなく、Webアプリケーションやソフトフェア開発などにも使われています。

Javaを学ぶとアプリ開発以外においても利用できる知識が身に付くので、webアプリケーションやソフトウェア開発などにも興味がある方はKotlinよりもJavaを勉強するといいでしょう。

 

Javaを学びたい方はこちら「オンラインブートキャンプ Androidアプリコース」がJavaを専門的に扱っているプログラミングコースなのでかなりおすすめです。

たった数か月通うだけで、立派なアプリを開発するほどの知識を身に付けることが可能です。

 

 

ちなみに市場のシェアは、現時点(2018/09/27)日本では、iOS(iPhone)が67.99%で、Androidが31.67%となっているので、アプリ開発する際はどちらも無視できない状況になっています。

また、海外展開をするのであれば、Androidの方が市場では優位に立っているので、両方の開発が必要、つまり2つ以上の言語を使えなければならないということです。

 

作りたいアプリによっても使用する言語は変わります

どんなアプリを作りたいかによって、開発に使用するプログラミングを変更するべきです。その理由としては、プログラミング言語には向き不向きがしっかりとあるからです。以下に例を挙げるので参考にしてみてください。

 

ツール系

ツール系のアプリ、あまり激しい動きがないようなアプリを開発したい場合は上記で紹介したプログラミング言語(Swift, Objective-C, Kotlin, Java)がおすすめです。

これらの言語はオブジェクト指向という考えを取り入れた言語であり、ボタンやスクロールなど2Dでの操作をするようなものを作るのであれば、最適解だということです。

特に、iOSではSwiftという言語がかなり優秀で、そういったツール系の他にもマリオなどの画面がスクロールして進んでいくような2Dのゲームも作れるポテンシャルも持っています。

 

3Dゲーム系

次に、紹介するのが3Dゲームを作る際に使用するのは、Unityというソフトでこのソフトは3Dのゲームやソフトを作るうえでは欠かせないと言っても過言ではないほど有名なものです。そのソフトを使用する際に使うプログラミング言語がC#です。

 

C#

基本的に3Dゲームアプリを開発したいのであれば、Unityを使うのが必須となります。そのソフトを使ってアプリ開発をするにはC#が必要になってくるので、3Dのシューティングゲームなどを開発したい!と思っている方は、C#の学習をおすすめします。

 

また、Unityによって開発したアプリは、Google PlayとApp Storeの両方にリリースできるので、OSによって使用する言語を使い分けなくて良い点も優秀です。

Unityを今すぐ使えこなせるようになりたい方は「オンラインブートキャンプ Unityコース」というプログラミングコースがおすすめです。

 

アプリ開発にプログラミングはいらない!?

次に、紹介するのはアプリ開発にもプログラミングを必要としない方法です。

それは、一部の会社が提供するサービスを利用することです。アプリ開発は、ツール系ですと、2つの言語を使いこなせなければ、AndroidとiOSの両方にアプリをリリースすることができないので大変です。

そこで、一部の会社はそこに目を付け、簡単な操作で同時に両OSに対応するアプリを開発できるような仕組みを作っています。具体例が結構多いのでいくつかご紹介します。

 

yappli

yappli社が提供するサービスを利用することによって完全にアプリ開発を委託することが可能です。完全委託なので、こちらが開発する必要がない点ではかなり楽でしょう。

 

Monaca

こちらは、HTML5、JavaScriptを利用してiOSとAndroidアプリの両方を同時開発できるシステムを開発、提供しています。

 

Xamarin

Xamarinは、iOS、Androidのアプリ開発をC#のみで作り上げることができるサービスを提供しています。APIやクラウドサービス等も充実しているので、C#をすでに使える方にはおすすめです。

 

Cordova

HTML/CSS/JavaScriptを用いてアプリ開発ができるように組まれたサービスです。

HTML/CSS /JavaScriptのみでiOSとAndroidの両方のアプリを制作することができるので、HTML/CSS /JavaScriptが使える方は検討してみてはいかがでしょうか。

 

他にも、など多くの会社がアプリ開発の代行サービスを展開しています。

 

サーバーサイドに必要な言語の種類

アプリにもサーバーが必要です

アプリにもサーバーが必要になってきます。例えば、Twitterを考えてみると、お互いの投稿内容を共有するにはサーバー、そしてデータベースが必要になってくるわけです。

サーバーをうまく利用できるようになると、アプリによって提供できるサービスや機能の幅が大きく広がるので、是非ともアプリ開発をするのであれば、サーバーの開発もしっかりとしていきましう!

 

アプリのサーバー構築に使われる言語

基本的にWebアプリケーションのサーバー構築で使用する言語と同様です。まずはサーバー側に必要な言語です。

 

サーバー

PHP

サーバー側の言語としてかなり有名で多くのプログラマーが好んで使っています。サーバー側の言語で何を使うのか迷ったらPHPの学習をすることをおすすめします。

 

データベース

SQL

SQLというのはデータベースに対して指令を行い、必要なデータを返す役割をするために使用する言語です。詳しくは、こちらで解説しているのでぜひチェックしてみてください。

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サーバー構築にもプログラミングはいらない!?

実は、アプリ開発におけるサーバーを作る際にもプログラミングを必要としない方法が存在します。それは、Googleが提供しているFirebaseというサービスを利用することです。

 

Firebase

Firebaseというのは、iOS、Androidの両方のアプリに対して通信が出来るようなサーバー、データベースを作成することができるサービスです。

使い方も簡単で、実際にFirebaseのサイトに行ってもらえばわかる通り、丁寧な解説がなされています。

個人でアプリ開発をするのであれば、このサービスを利用するのが手っ取り早く、学習コストもそれほどかからないのでおすすめです。

 

このサービスはかなり優秀で、自分自身も個人でアプリ開発をする際に利用しています。アプリのユーザー数が少ない時点では無料で利用できる点も評価が高いです。

しかし、有料になると急にコストがかかりだすので、そのタイミングで独自のサーバーを取得することをおすすめします。

 

アプリ開発を始めるには

自分の作りたいアプリを明確化しよう!

自分が作りたいアプリがどういうものかを決定すれば自然と勉強するべき言語が定まるはずです。

例えば、3Dゲームアプリを作りたい場合。

Unityを使用して作ることになるので、C#の勉強。
サーバーは、余裕があるならPHP、ないならFirebaseを利用。

 

というように、決まっていくので、ぜひアプリ開発を始めたいと思っている方は、どんなアプリを作りたいか、まず考えましょう!!

 

学びたいプログラミング言語が定まれば、こちらの「TechAcademy [テックアカデミー]」というプログラミング教室で勉強するとおそらく三か月やもっと短期間でアプリ開発をすることができるようになるので、おすすめです!!

アプリ開発を今から始めても遅くないので、ぜひ一歩踏み入れましょう!!!

  • この記事を書いた人

ポルカ

アプリ開発を独学で学び、それを仕事にした人。iOSエンジニア。 独学でのアプリ開発の経験やそれを仕事に繋げるまでの経験をベースに記事を執筆中! 数学、最近は特に統計学やデータサイエンスにまつわる記事を誰にでも分かりやすくをコンセプトに執筆しています。

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