自作のアプリ開発をしてみたい方へ。
個人でアプリ開発をするとなると、どれぐらいの費用がかかるか不安に感じていませんか?
この記事では、以下のことを分かりやすく解説していきます。
目次
- 個人によるアプリ開発の費用はどれぐらい?
1.1. 始めるまでに揃えるものと費用
1.1.1. パソコン
1.1.2. 教材
1.2. リリースする際の費用
1.3. アプリを継続的に運営するために必要な費用 - 自作アプリを開発しリリースするまでの工程
2.1. まずは、勉強しよう!
2.2. 自作アプリ開発へ
2.3. さらなる高みへ!
実際にアプリ開発をしたことがある経験から、自作のアプリ開発をどのようにすればよいのか教えます!
個人によるアプリ開発の費用はどれぐらい?
どこまでを目指すかにもよりますが、アプリ開発を始めたばかりの人が、アプリをリリースするまでとした場合、出費を抑えたら2万円くらいで納まります!これを聞いて、思ったより安いじゃん!という人が多いと思います。事実、私自身もアプリ開発では2万~3万円ほどしか、最初のアプリリリースまでにはかけていません。
ですが、費用をそのぐらいに抑えるにはそれなりの理由があるので、細かく費用がかかる部分を解説していきます。
始めるまでに揃えるものと費用
大きく分けて二つあるので、一つずつ紹介していきます。
パソコン
こちらはすでに持っている場合は費用が掛かりません。アプリ開発においては基本的にそこまで高性能のパソコンである必要がないからです。
私のおすすめはMac Book Airの13インチです!お値段は、現在(2019/12/24)で、134,800(税別)円です。Windows PCに比べると、少し高く感じるかもしれませんが、アプリ開発をする場合はMacの方が有利です。その理由として、iOS版のアプリを開発できるのがMacのみだからです。(ちなみに、Macであれば、Android向けのアプリも作れます。)Windowsでもアプリ開発をすることは可能ですが、Android向けアプリしか作れませんので注意が必要です。
教材
教材に関しては、大きく分けて二種類あります。
本に頼るか、プログラミングスクールに通うかです。どちらを選ぶかによって値段も変わってきますし、プログラミングスクールに関しては値段がピンキリです。
本
本を一冊やることで基礎は身に付くので、それだけ一通り勉強するだけでもいいです。私自身、アプリ開発を勉強する際は、本を一冊選び、くまなく学習しました。選ぶ本は、自分の分かりやすいと思うもので大丈夫です。本は一冊、おおよそ3000円くらいです。
プログラミングスクール
プログラミングスクールでおすすめなのは、オンラインで学習できるものです。個人でアプリを自作したいというだけであれば、それだけで十分学習できるからです。例えば、オンラインであると、
Android版のアプリ開発を学ぶなら:オンラインブートキャンプ Androidアプリコース(無料体験あり)
などとアプリ開発のコースを一つ勉強すれば、アプリ開発の基礎はすべて身に付きます。どちらも、コース一つにつき89,000円からです。
もし、アプリを自作して、今後エンジニアとしてアプリ開発を仕事してやっていきたい、と思っている場合は「現役エンジニアのオンライン家庭教師CodeCamp」というプログラミングスクールがおすすめです。目安として、月あたり15万円と高めですが、通い終えてから、仕事としてアプリ開発をしたらすぐに元を取れるので、まったく問題ありません。
プログラミングスクールについて詳しく気になる方は、アプリ開発の学習におすすめなプログラミングスクールをこちらの記事で紹介しているので、ぜひ一読ください。
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リリースする際の費用
次に、自作したアプリをリリースする際にかかる費用についてです。どのOSにアプリを出すかによって変わってきます。
iOS
こちらにアプリをリリースするにはApp Storeで公開する形になるのですが、それには、まず、Apple Developers Program というのに加入しなければなりません。この加入のために必要なのが、年間11,800円です。これがかなりアプリ開発においての出費になるかと思われますが、避けられないのでリリースの際には、お支払いしましょう。
Android
Android用のアプリは、Google Playにリリースする形となりますが、こちらは、Google Play Developer Consoleに参加しなければなりません。Google Play Developer Consoleに加入するにあたり、一回限りで$25、(約3000円)かかります。
アプリを継続的に運営するために必要な費用
アプリを実際にリリースした後にも費用は掛かってしまいます。Android用のアプリであれば、Google Play Developer Consoleに加入するにあたり、一回限りで$25、(約3000円)なので、それ以上かからないのですが、iOS用のアプリだとApple Developers Programに入り続けるために年間11,800円かかってしまうので、毎年の固定費用となります。
また、サーバーをどうするかによってもかかる費用は変わってきます。最初のうちは、無料で利用できるFirebaseを使えばさばけますが、ユーザー数が多くなるとFirebaseの有料プランにするか、それとも独自でサーバーを持つことになります。そうなってくると、そこでもまた費用が発生します。例えば、Firebaseの有料プランだと月$25(約3000円)かかるので、かなりの出費になります。ですが、おそらくFirebaseの無料プランで足りなくなるほどの状態であれば、それなりに収益も出ている可能性が高いのでそこまで気にする必要はありません。
自作アプリを開発しリリースするまでの工程
アプリ開発を独学で一からやった経験のある私が、どれほどの過程を経てアプリのリリースまでたどり着けるか実体験を交えて紹介します。
まずは、勉強しよう!
これはアプリ開発初心者の方全員が通る道です。まずは、アプリ開発の勉強に本腰を入れましょう。私の場合は、本を一冊購入後、それを何回か手を動かしながら勉強をしました。その段階でも割とつらいことはあり、本の指示通りに動かしているのにエラーが出ることが多かったです。そういうときも、私の周りにはアプリ開発をしたことのある人がいなかったので、全部インターネットで検索するなどして、自力で解決していました。
その積み重ねを3ヶ月ほど続けました。おそらくプログラミングスクールに通えば1ヶ月ほどで身に付くので、今思うと、プログラミングスクールに通っておけば良かったなーと思うこともあります。
自作アプリ開発へ
勉強を一通り終えたら、いよいよ自作アプリの開発になります。
まず、自分で作りたいアプリのアイデアを出します。アプリ開発をする前にこのアプリを作りたいというのを明確に持っているのであれば、この工程は必要ないかと思います。作るアプリが決まったら、自分の今の実力で作れそうだと思うレベルの機能でそのアプリを実現できるかを考えていきます。その後、実装したい機能をどこに配置するか、アプリの画面遷移図を考えましょう。
その後、実際にプログラミングを組み始めます。自分の作りたいと思っている機能が本に載っているケースはかなり少ないので、インターネットで調べる形で進めることになります。最初は大変ですが、慣れてくれば、こうやればよいのか、コツが掴めるようになります。
さらなる高みへ!
アプリが完成したら、ぜひリリースしましょう!リリースにはお金がかかるので、躊躇してしまうかもしれませんが、リリースの流れを知るためにも一度リリースをおすすめします!リリースが完了したら、君も一流の個人アプリ開発者です!!さらなるユーザーの獲得するために、どんどんアプリ開発をしていきましょう。また、アプリ開発と同時並行でSNSなどの自分の媒体を持つことをおすすめします。頑張って開発している段階を発信して、開発中の時点で多くのファンを集めることができれば、アプリのユーザー数も増加するはずです!!
それでは、アプリ開発を始めましょう!!
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